支持率低迷に焦り?「5000ドル配当」で有権者にアピールか

ただ最新の支持率を見ると、イラン攻撃の混迷や止まらない物価高を背景に、過去最低水準の30%台に下落しているのです。

そんな危機感の表れでしょうか。トランプ氏は2万人収容できる会場について…

トランプ大統領(9日)
「ここは本当に広い。会場は満員御礼だ!」

しかし、会場には空席が目立つ場所もありました。

トランプ大統領(10日)
「見てください!最上階の席まで空席なんて一つもない!」
「外にも何千人もの人が溢れているんだ!」

確かに、会場の外にも大勢の人が集まっていましたが、彼らの主張は…

「ヘイ!ヘイ!ホー!ホー!トランプの政策は去れ!」
「私は11月に投票所へ行きます。そして決して共和党には投票しないと誓っています」

さらにトランプ氏は「現金のバラマキ」という新たな公約まで打ち出しました。

トランプ大統領(9日)
「共和党が上下両院で勝利すれば、成人のアメリカ市民全員に5000ドルを支給する。トランプ配当金だ!」

共和党が上下両院で多数派を維持すれば、成人1人あたり5000ドル(約77万円)の「トランプ配当金」を出すと発表したのです。

「労働者階級の私たちが、どれほど貧しいのかも知らずに、5000ドルで私たちの票を買えると思っているのでしょう」

「トランプ配当金」のためには日本円で180兆円以上の財源が必要となります。

その財源について、トランプ氏は10日、関税などによって得られる収入を充てる考えを示しました。(10日、FOXニュースのインタビュー)

トランプ氏が“空手形”を切った形の「配当金」。このトランプ氏の言動を、アメリカの有権者たちはどう判断するのでしょうか。