中東情勢の緊迫を受け、ニューヨーク原油市場の先物価格が急騰し、一時、1バレル=100ドルの大台を突破しました。

10日のニューヨーク原油市場では、中東での戦闘拡大による原油供給への不安から買い注文が膨らみ、一時、前の日に比べて7%急騰し、1バレル=103ドル台を付けました。

5月半ば以来、およそ3か月半ぶりの高値水準です。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ大統領に対し、側近が「イランとの戦闘が2029年1月の大統領の任期終了後まで長引く可能性がある」と非公式に伝えたと報道。戦闘の長期化などへの懸念から、市場では原油価格のさらなる上昇を懸念する声も出ています。

原油の値上がりなどを受け、ニューヨーク株式市場では売り注文が広がり、ダウ平均株価は前の日に比べて316ドル安い、5万2064ドルで、先ほど取引を終えました。

また、長期金利の指標となる10年国債の利回りもインフレ懸念などから急上昇し、節目となる5%に迫っています。