どうして木の外を歩いていたの?
──今回の動画では、木の外を歩いていましたね?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「今回の動画のように、ときどき木の外を歩いていることがあります。木の中で暮らしているのに、どうして外に出てくるの?…と思いますよね。
朽木は、オオゴキブリにとって非常に重要な生活場所ですが、永遠に存在するわけではありません。
一本の倒木も、時間とともに分解され、やがてなくなっていきます。また、生活場所を移したり、餌を探したりすることもあるでしょう。
そろそろ、この家も手狭になってきたなー。そんなオオゴキブリ一家の会話が聞こえてきそうですが、もちろん、実際に何を考えているのかは分かりません。
朽木内部の温度や湿度などの環境変化が、外へ出るきっかけになる可能性もあります。
ただし、『雨が降ったら必ず出てくる』というほど単純な話ではありません。生き物の行動には、温度、湿度、餌、繁殖、個体間の関係など、さまざまな要因が絡みます」














