今年1月、宮崎県日向市の温泉施設跡地で配管が盗まれる被害があったことが分かりました。被害額はおよそ226万円に上っています。

(延岡支社 田尻怜也記者)
「配管の盗難被害があった日向市の温泉施設跡です。現場は、施設の地下2階部分で、通常、人が出入りできるような場所ではないということです」

日向市によりますと、今年1月13日、日向サンパーク温泉の跡地で、市の職員が、口径44ミリの銅製の配管7本、長さにしてあわせておよそ75メートルが盗まれているのを発見しました。

配管の盗難は、全国で多発している金属盗難事件を受けて市が施設跡地での調査を実施し発覚。
配管の切断面は、つぶれたような断面だったということです。

盗まれた銅製の配管は、屋外に設置されている空調設備の冷媒配管で被害額はおよそ226万円です。

(日向市ふるさとプロモーション課 佐藤喜一郎課長)
「公共施設で窃盗の被害が発生したこと、未然に防げなかったことは本当に重大なことと受け止めている。関係機関とともに、危機管理意識を持って取り組んでいきたい」

市は、日向警察署に盗難被害を届け出たということです。

【参考】
宮崎県内では今年、金属を対象とした窃盗被害が相次いでいます。

県警によりますと、県内の金属盗難は2021年で20件ほどでしたが、去年、初めて100件を超え、5年間でおよそ5倍に増加。
今年も7月末時点で85件と、去年を大きく上回るペースを推移しています

警察は、「管理が届かない場所には、金属類を放置しないなど、防犯対策を図ってほしい」と注意を呼びかけています。