車で男性をはねたうえ、運転席から男性の腕をつかんで引きずりながらバックし重傷を負わせたなどとして、殺人未遂の疑いで男が逮捕されました。男は犯行の直前、あおり運転をしていたということです。

まっすぐ前を向いて歩く大柄の男。千葉県茂原市の30代男性を車ではねるなどし、殺害しようとしたとして逮捕された長南町の会社員・藤村拓海容疑者(25)です。

目撃した男性からの110番通報
「四輪同士の交通トラブルです。被害者をはねて逃走しました」

トラブルの通報があったのは、先月27日の午前2時ごろ、千葉県長柄町の道路でした。藤村容疑者は前を走る男性の車に対し、後ろから車間距離を詰め、クラクションを鳴らすなどの「あおり運転」をしていたのです。

この直後、あおり運転を注意しようと降りてきた男性の車に自分の車を前進させて追突。そのままバックしてから男性をはねると、ボンネットに乗せた状態のまま、再び車に追突した疑いがもたれています。

さらに、男性が再び車に近づき運転席の近くへ来ると、男性の右手をつかみ、引きずりながら車をバックして側溝に転倒させ、肩甲骨を折る重傷を負わせた疑いももたれています。

近くに住む人
「(午前)2時ごろでしたね。わざとぶつかっているようなドシャン、ガシャンという音が何回も聞こえた。騒ぎ声、喧嘩腰の争ってるような声、ただならぬ声が聞こえた」

藤村容疑者はその後、車で逃走しましたが、防犯カメラなどの捜査で関与が浮上したということです。取り調べに対しては…

藤村容疑者
「脅しのつもりで突っ込んだり、腕をつかんで引きずったりした」

こう供述したうえで殺意については否認していて、警察はあおり運転に至ったトラブルの原因も含めて、いきさつを調べています。