的ばかいに先立って行われる田植え。柔らかく長い茎のもち米が「的」の材料に最適で、町内の農家が祭りのために作っています。

農業 土山さん「地域のため、誰かはしないといけない。肩とかガタが来ているけど、できるうちはしなければ」
田植えから4か月後。稲を刈り取って天日干しします。

的ばかい保存会 北野 誠司さん「できていて安心した」
この日、農家のもとを訪ねていたのは「的ばかい保存会」の会長・北野さんです。

2年中止が続いた的ばかいを、3年ぶりに再開させようと準備を始めていました。

ところが…
北野さん「厳しい状態に置かれている。とにかく的ばかいの場合は密は避けられない。体が密着して摩擦で熱くて息苦しから水をかけてもらう。マスクに水がかかったら息はできづらいですもんね」

本格的な冬を前に新型コロナの感染拡大が懸念。的ばかいは窮地に立たされていました。
北野さん「決断しないといけないかなと…」













