熊本県球磨村の村長選挙がきょう告示されました。

前の村長が不信任決議を受けて辞職したことに伴う異例の選挙に、3人が立候補しています。

今回の球磨村の村長選挙に向け大きな局面となったのが・・・

12月の村議会「松谷浩一村長に対する不信任決議について提案理由を申し上げます」

2025年12月、村議会が前の村長、松谷浩一氏の不信任決議案を可決しました。松谷氏が村議会の議決を経ずに村の土地を無償で貸与したことなどを議会側が問題視した動きでした。

そして松谷氏が辞職し、村長選挙が行われることになったのです。

立候補したのは3人。いずれも無所属です。

元厚生労働省職員 加納一郎氏(52)
元県職員 大岩禎一氏(62)
前職 松谷浩一氏(63)

※届け出順

3人の訴えです。

加納氏は、おととしできた小学校、中学校一体の村立学校、球磨清流学園について、渡地区に分校を作ることを目指すとしています。

無所属 新人 加納一郎氏「財政豊かな渡村を作ることが私の最大の公約です。清流学園渡分校を渡に新設します」

地元選出の自民党県議会議員などの支援を受ける大岩氏。停滞した村の政治を前に進める重要性を訴えました。

無所属 新人 大岩禎一氏「住民サービスに影響を及ぼしかねない状況で一刻も早い健全な村に戻す必要があります。新しい球磨村の未来をみんなで作りましょう」

辞職で村に混乱を与えたと自ら話す松谷さん。まずは謝罪から始めるとし、その上で議会とも協力して村の政治を進めると訴えました。

無所属 前職 松谷浩一氏「村民の皆様には申し訳なく思っています。これからの取り組みでしっかりと汚名を返上していきたい」

球磨村の今日20日時点の有権者は2311人です。

記者「2020年7月の豪雨から6年、球磨村では今も復旧工事が進められています。そんな中約1か月の政治空白が生じました。球磨村がどのような再スタートを切るのか?投開票は1月25日です」