卒業生から新1年生へ 15年以上続く「机磨き」
3月8日、小雪がちらつく中、山北中学校の中庭には卒業式を終えた3年生たちの姿がありました。
手にしていたのは、研磨機やニス、ハケ。
地域の人や保護者の協力を受けながら、自分たちが3年間使った地元産の杉の机を磨いていきます。
天板を削って汚れを落とし、ニスを塗り直す。机の裏側まで確認しながら、一つひとつ仕上げていきます。
山北中学校の小田剛志校長は、この取り組みについてこう話します。
「卒業生が今まで使ってきた机を磨き、後輩へ引き継ぐことで学校への感謝の気持ちを育んでいます。先輩の後輩に対する『きれいにして引き継ごう』という思いが脈々と受け継がれており、15年以上続く大切な伝統行事の一つです。職員としても誇りに思います」
作業を終えた卒業生からも、こんな声が聞かれました。
「自分たちの先輩も同じ気持ちで磨いてくれたと思う」
「みんなで協力して作業ができて、良い思い出になりました」














