6日夜から降り続いた雨で、関東から東北の広い範囲で、道路が冠水するなどの被害がありました。
福島県いわき市では、水没した車に乗っていた女性が死亡しています。(「Nスタ」9月7日午後5時ごろの放送より)
今回の雨の特徴は? 短時間でみると記録的ではないが…
坂口愛美 気象予報士:
今回の雨は、とにかく長く続いているというのが特徴です。

7日午前0時からの雨の様子を振り返っても、関東地方や東北周辺には、まとまった雨雲がかかりました。
また、秋雨前線と元台風24号(現在の熱帯低気圧)の影響で、前線上に低気圧が発生。その低気圧に近い福島や千葉は大雨となりました。あとは、前線がずっと停滞している伊豆諸島北部でも雨の量が多くなっています。

今回の雨は短時間でみると、そこまでの記録的な雨というわけではありません。
ただ、24時間雨量でみると、▼東京は151ミリ、▼大島は581.5ミリ、▼いわき市は199.5ミリとなっています。
大島の581.5ミリというのは平年の9月1か月分の雨量の1.5倍ほど降っていることになります。大島では2013年に大規模な土砂災害が発生しましたが、今回はそれ以来の大雨です。
いわき市の199.5ミリは、9月の観測史上最大となっています。
東京都心在住の人は「それほどの大雨でもなかった」と思ったかもしれません。
しかし、前線の近さや低気圧がどこを通るかによって、大島やいわきに匹敵するような雨がどこで降ってもおかしくない状況ではありました。














