AIの急速な普及によるこうした動きを契機に、半導体関連産業への参入に意欲を示す企業が広島でも現れています。

広島市安芸区のTODA。自動車用を中心とした検査治具を製造しています。
TODA 営業技術部 中村智哉部長補佐
「私たちはお客様が成型した、これは模型だが、ボンネットなど車のパーツを測定する、こういった検査治具をつくっている」
作っているのは、自動車メーカーで製造された様々なパーツが、設計通りの大きさでつくられているかどうかを検査する治具です。いわば物差しのようなものです。実際の検査治具を見せてもらうと。
TODA 営業技術部 中村智哉部長補佐
「こちらが実際に弊社がつくっている検査治具になる。こちらはサンルーフの検査治具で、実際にこちらにサンルーフのガラスをつけて検査治具で測定するものとなる」
こうした検査治具は、自動車や部品メーカーから依頼を受けオーダーメイドで製造されていて、TODAは国内外のメーカーから注文を受けています。
TODA 営業技術部 中村智哉部長補佐
「1個1個の部品を100分の5ミリとか、かなり精密に加工することで、それを積み上げて、最終的な検査治具が完成するので、それをお客様に使っていただく。自信を持って、ものづくりをしている」

こうした検査治具には、0.05ミリといった髪の毛1本分のレベルの精度が求められます。この精密な技術を生かして、新たに半導体関連産業への参入を検討しています。
TODA 営業技術部 中村智哉部長補佐
「自社の本来の強み、精密部品を加工して、品質保証をして、検査具として納めているが、もっと精密なもの、うちにしかできないことをしたいというのが思いとしてある」
7月には、県が開いた半導体関連産業の新規参入セミナーに参加。半導体を巡る昨今の動向を、ビジネスチャンスと捉えて情報収集を進めています。
TODA 営業技術部 中村智哉部長補佐
「やっぱり手探り状態で半導体の産業が実際、どういうものがあってどういうものをつくっているか正直、分からない部分が多くて、ちょっとした部分の加工からやらせてもらうことで、最終的には半導体装置自体を作れるぐらいの企業になりたいと思っている」














