身の毛もよだつ「古井戸の怪奇」

事件が発覚したのは、1941(昭和16)年9月11日。熊本城の棒庵坂の南側にある井戸から、若い女性の死体が浮きあがっているのを、薪を拾いに来た女性が発見しました。

1941年9月12日付の九州日日新聞(熊本日日新聞社 提供)

九州日日新聞(熊本日日新聞社の前身)によると、死体は裸で、両足首がありませんでした。

記事の見出しは「古井戸の怪奇 女体の死ろう浮き上がる」。遺体は死後、ずいぶん時間が経過していたとのことで、記事は「石膏細工のようであった」と伝えています。