危険運転致死傷罪に数値基準が設けられてから愛媛県初の逮捕者です。
基準値を超えるアルコールを体内に保有した状態で自動車事故を起こし、相手に重傷を負わせたとして今治市の会社員の男が危険運転致傷の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、今治市波方町小部の会社員・木村憲治容疑者(51)です。

警察によりますと、木村容疑者は6日午後5時40分すぎ、酒を飲んだ状態で今治市波方町樋口の県道を乗用車で走行中、対向車線にはみ出し、走ってきた乗用車と正面衝突事故を起こした疑いが持たれています。

相手の66歳の男性は、腰の骨を折るなどの重傷です。

また、木村容疑者からは、呼気1リットルあたりの基準値を超える0.55ミリグラムのアルコールが検出されたことから、7日、危険運転致傷の疑いで逮捕されました。

調べに対し木村容疑者は「飲酒運転したことは悪かったが、事故についてはよく覚えていない」と容疑を一部、否認しているということです。
警察は酒を飲んだ場所や運転した理由などを調べています。

悪質、危険な運転で人を死傷させた場合に適用される「危険運転致死傷罪」の飲酒運転をめぐっては、今年7月21日の法改正で呼気1リットルあたり0.5ミリグラム以上の数値基準が設けられました。
この新基準での逮捕者は愛媛県で初めてです。