気象庁は、鹿児島県の屋久島町に「レベル5土砂災害特別警報」を発表しました。これについて、気象庁は午前6時10分から会見を行い、「命の危険が迫っている」として最大級の警戒を呼びかけています。

気象庁 予報課 細見卓也 課長
「これまでに経験したことのないような大雨となっています。災害が既に発生している可能性が極めて高い状況です」

屋久島町の尾之間では、午前5時20分までの12時間雨量が414.0ミリと、観測史上最大になっています。

そのうえで、気象庁は会見で「土砂災害警戒区域などでは、すでに何らかの災害が発生している可能性が極めて高い。指定された避難場所への避難がかえって危険な場合には、少しでも崖や沢から離れた建物に移動するなど、身の安全を確保する必要がある」としています。

そのうえで、「屋久島は急峻な地形がある。がけ崩れや土石流が発生する可能性もある」として、ただちに身の安全を確保するよう呼びかけています。

九州南部や奄美地方は今後も大雨が続く見込みで、予想される24時間雨量は多いところで、▼あす(6日)午前6時までに宮崎県で180ミリ、鹿児島県で200ミリ、奄美地方で180ミリ、▼あさって(7日)午後6時までに宮崎県で200ミリ、鹿児島県で150ミリとなっています。

気象庁の担当者は「普段災害が起きないと思われているような場所でも、最大級の警戒が必要だ。まだ暗い時間帯のため、避難する際には周囲の状況を十分に確認してほしい」としています。