重さ約5トンの宝船 半数以上が新人の「根曳」が挑む大技

7月上旬、船を使った本格的な稽古が始まりました。
「初めての稽古ですけど、みんなしっかりやっていきましょう!」

長采(ながざい=現場責任者・指揮者)の平井嘉一さん(48)の掛け声に合わせ、宝船を曳く21人の「根曳」が力強く船を動かします。

船の重さは、およそ5トン。根曳の平均年齢はおよそ37歳で、今回はその半数以上が新人です。

鍛冶屋町の船回しでは、大技「七回転半」で長坂(ながさか=諏訪神社にある階段状の無料観覧席)を沸かせてきました。
5回転までは美しく、6回転以降は速さを上げて豪快に回すのが特徴です。そして何より格調高く華やかに。

軸がぶれると船の位置がずれてしまいます。所作を意識しつつ、船をずらさずに回す難易度の高い稽古が続きます。














