“コメ余り”は少し前から言われていたが…なぜ今安く?

そもそも、なぜこのタイミングでコメの値段が下がり始めているのでしょうか。
背景にあるのは、去年の米不足を受けた増産や、高騰による需要減でコメ自体が余り始めていたことです。コメの民間在庫量(玄米ベース)は6月末時点で243万トンと過去最大量となっています。
しかし、今年秋に収穫される新米の出来は7・8月頃まで分からず、市場には「不作になれば去年のコメが高く売れる」との思惑から価格を維持する動きがありました。
流通経済研究所の折笠俊輔主席研究員は、秋以降の新米が多く獲れそうだという見通しが立ったことで、去年のコメが一気にダブつく懸念が生じ、価格を下げてでも売り切る動きへと転じたとみています。














