塩貝健人からの刺激と「A代表」への強い想い
理想のリーダー像を模索する中で、市原が大きな刺激を受けた存在がいる。同い年であり、北中米ワールドカップに出場したFW塩貝健人(21)だ。
ブラジル戦に敗れた翌日、塩貝から届いた連絡と一言が、市原の心に火をつけたという。

「『俺たちはもっとやらなきゃダメだよ』みたいなのを健人が言ってきて。(W杯に)行ってない自分と行った健人では、たぶん経験したものが全然違うんだなっていうのに気づいて。負けたくないなって気持ちもありますし、自分の代の代表だけじゃなくて、やっぱりA代表を夢見てずっとやっているので。自分ももっともっとやらなきゃなって」
同世代のライバルが世界最高峰の舞台で体感した現実の厳しさとレベルの高さ。その熱量に触れたことで、市原の中でA代表への想いと「もっと成長したい」という強い欲求はさらに増すこととなった。
アジア大会「優勝しなきゃいけない国」
アジア大会に向け、市原の視界には「頂点」しか映っていない。日本代表として臨む大会への強い決意を口にする。
「優勝しなきゃいけない国だと思うし、優勝できるメンバーが揃っていると思うので。死に物狂いで優勝っていうのを取りにいかなきゃいけないなと思ってます」
「真のリーダー」としてチームを牽引し、アジアの頂点へ立つ。オランダで成長を続ける市原吏音が、死に物狂いの覚悟でアジアの戦いへと挑む。














