阿部寛に「大きな安心感がありました」

日曜劇場『VIVANT』第2シーズン 第16話より 野崎守(阿部寛)とチョウ・ケイシ(高橋光臣)

――野崎を演じる阿部さんとは日曜劇場『DCU』以来の共演です。久しぶりにお芝居を交えて、いかがでしたか?

阿部さんとは、撮影現場でずっと武術の話をしていました。阿部さんも習っていた経験があるので、笑い話をするというより、「うん…大変だよな」ってお互いに分かり合う感じで(笑)。今回また阿部さんとご一緒できたのはうれしかったですし、撮影現場では大きな安心感もありました。

――チョウを演じるにあたって、意識したことはありますか?

「二重スパイ(ダブルエージェント)」というワードがすごく好きなんです。二重スパイを描いた香港映画『インファナル・アフェア』(2002年)も大好きなので、ワクワクしました。

――中国語のセリフは今回が初めてだったそうですね。

役として中国語を話すのは初めてで、流暢に話せるようにかなり頑張りました。中国語を教えてくださった中国語監修の松尾淳一郎先生が、熱を入れて指導してくださったんです。

ロケ先で先生と食事をしていた時、近くの席で中国人のカップルがケンカをしていたんです。日本人だから中国語は分からないだろうと思ったんでしょうね。そこで先生に「中国語、通じますかね?」と聞いたら、「ちょっと言ってみてくださいよ」と言われて。

試しに、第16話でチョウが毛じいさんの屋台で使った「一つ頂戴」っていう中国語のセリフをポロッと言ったんです。そうしたら、それまで話していた女性がピタッと黙って(笑)。「ちゃんと通じているんだ」と実感できたのは、すごく自信になりました。

作品全体としても、中国語のクオリティを上げようという熱量はかなり高かったと思います。

日曜劇場『VIVANT』第2シーズン 第16話より チョウ・ケイシ(高橋光臣)