青森県八戸市の「みちのく記念病院」で6月上旬、看護師2人が独断で入院中の患者を拘束していたことが判明しました。運営する医療法人は、2人を懲戒処分にしたと明らかにしました。
医療法人の杏林会によりますと、みちのく記念病院で6月上旬に看護師2人が医師の指示を受けていないにも関わらず、1人の入院患者に対して複数回にわたって身体拘束を行っていたということです。
今回の身体拘束によるけがはありませんでした。
8月19日に内部通報があり運営法人が調査を行い、2人は患者が動き回って目を離すことができず、業務が忙しかったことから医師への連絡を怠ったと説明しているということです。
運営法人は8月31日付で2人を懲戒処分としましたが、処分の内容については明らかにしていません。
病院では3年前に起きた入院患者同士の殺人事件を巡り、当時働いていた看護師が違法な身体拘束をしていたとして刑事告発されています。
法人は「コンプライアンス確保とガバナンスの構築に努力している最中であり、痛恨の極み」として、院内にカメラを設置することや医師の夜間巡回の強化などの再発防止策を講じるとしています。
八戸市の熊谷雄一 市長は8月27日に臨時の立入調査を実施したとした上で「県と連携し、病院の適切な管理・運営体制の確保に向け、指導・監督を行ってまいります」とコメントしています。
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