熊本では45日間の雨が「平年の1%」

一方、今回の熱帯低気圧の進路にあたる可能性がある西日本では、最近、雨が極端に少なくなっている地域があります。

きのうまで45日間の降水量の平年比(気象庁ホームページより)

気象庁の観測によりますと、熊本市では8月30日までの45日間に降った雨は、わずか2.0ミリ。平年の1%しかありません。

このほか九州では、45日間の降水量が平年を大きく下回っている地点が相次いでいて、農作物や水資源への影響が心配されるほどの少雨となっています。

まさに「雨がほしい」ところではあります。

しかし、だからといって短時間に大量の雨が降れば話は別です。

雨の降らない日が長くつづいたあとで、台風や熱帯低気圧の影響で一気に激しい雨が降った場合、道路の冠水や川の増水、低い土地の浸水などが発生するおそれがあります。

「恵みの雨」になるのか、それとも災害につながるような大雨になるのか。

今後の熱帯低気圧の進路や発達の程度、そして周辺の湿った空気の流れ込み方が重要になります。

九州や西日本にお住まいの方は、「まだ台風になっていないから」と油断せず、今後発表される台風情報や気象情報をこまめに確認してください。