水道管破損 断水復旧まで1か月 頼りになったのは「井戸水」

さらに被災者に追い打ちをかけたのが、欠かせない「水」の問題です。

地震により、至るところで起きた水道管の破損。八代市では、上水道を利用する約2万8000戸のうち、9割で断水が起き、解消までに1か月近くを要しました。

多くの住民が給水支援を受けるなど、改めて浮き彫りになった水道という基幹インフラの脆さ。

水をもらいに来た人
「なかなか両親もこういう水をもらいに回ることができない状況なので、すごく助かっている」

断水の復旧に時間がかかった一方、頼りになったのが井戸水です。

この水は、普段使っていない井戸からくみあげたもの。井戸水を提供した人は...

井戸水を提供 吉田志穂さん
「お母さんと子どもが『お水がない、顔がまっかっかで熱中症が心配』という声を聞いて、何かお役に立てればなと思って」

地下水が豊富な熊本では、井戸という昔ながらのインフラが今回、被災地の人々の暮らしを支えたのです。

その一方で...

記者
「被災した井戸からこのように泥が混じった水が出ています」

今回の大きな地震では、一部の井戸が被害を受けました。

理容店「理容もりもと」も、日頃から井戸水を使っていますが...

理容もりもと 森本由美子さん
「ここで出てくるんですよ、水が。出ないから」

井戸が壊れ、水を使ったシャンプーが出来ない状態。八代市金剛地区では、国と県などが井戸の洗浄作業を行っています。

それでも今回、被害を免れた多くの井戸が、被災者の暮らしを支えたのです。