更なる災害の発生に注意を 専門家「一人ひとりの対応力必要」
災害社会工学に詳しい専門家は、山間の土地に短時間に大量の雨が降ったことが、被害拡大につながったと指摘する。

東京大学大学院 情報学環 片田敏孝 特任教授
「山がちで急峻なところを激流になって流れるから、多くのものを巻き込む。これが破壊力となり橋に引っかかる。流れが変わり、一気にあふれ返ってくる。中小の河川だから、川の流量もそんなに多くない。あっという間にあふれ返るという状況になってしまう」
北陸地方は、30日夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となるため、再び警報級の大雨となるおそれがある。
片田氏は、降り始めから時間が経ったからこそ、更なる災害の発生に注意が必要だと話す。

東京大学大学院 情報学環 片田特任教授
「山のわずかな割れ目から土の中に水がどんどん流れ込むような場所もある。すべり面が短時間の間にできて、局所的に小さな土砂災害も頻発することになるかと思う」
さらに、予測を上回るような大雨が各地で相次ぐ状況について、防災に対する意識の転換が必要だと強調する。

東京大学大学院 情報学環 片田特任教授
「日常的な暮らしの中で、いつ突発的にこんなことが起こるかわからない。常に存在するリスクに向かい合っていると。危ない時には危ないと思える自分であること、それを行動に移せる自分であること。国民一人ひとりの対応力が本当に必要になってきている」














