『力の正義』横行の中で…日本に求められる「リーダー像」とは

松原:そうですか。最後に、時間がだいぶ来ました。日本の国民に一番今おっしゃりたいことは改めて何でしょうか。
赤根:今世界は大きな転換期にあると思います。世界の法の支配などというと、自分とは関係ない、自分の生活とは関係ないって思われる方もいるかもしれませんが、そうではないということです。
力の支配が横行して、誰もそれを止められなくなった場合、最終的に日本にも波及する。例えば、周辺国での戦争犯罪などが、日本に大きく影響してくる場合っていうのが十分あり得ると思うんですね。ですから、自分のこととして、日常生活において『私たちは何をすればいいのか』ってことを考えていただければありがたい。特に日本の制度などに関しては、私は今も法の支配の下で十分機能していると思いますが、将来的に本当にそうであり続けられるのだろうかと、そういうことも含めて考えていくべき時期ではないかと。
世界で『力の正義』というのが横行するようになると、日本の中でもそれが当たり前のような社会になってしまわないかっていうことも、私は恐れています。
松原:改めてもう一つ、高市総理、日本政府にもっとおっしゃりたいことは何でしょう。
赤根:日本が標榜してきた、私たちが堅持してきた『法の支配』というのは、日本の国益にも非常に密接に関連しています。日本の立場というのを明確にしつつ、世界のために貢献する日本であり、世界のリーダーであってほしい、あり続けてほしいということです。
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