一般社団法人化と全国へ広がる支援
急速に増大する全国からのSOSに応えるため、これまで大分や愛知など、一部地域でのサークル活動にとどまっていた「ママのゆりかご」は、一般社団法人へと組織を改編しました。
法人化によって自治体の補助金や企業からの支援・寄付を受けやすい基盤を整え、全国からの相談に24時間対応できる体制を構築しています。
相談に応じるスタッフの多くは、自身も「子どもを叩いてしまったことがある」「育児うつを経験した」という当事者たちです。
かつて「ママのゆりかご」に救われた相談者が、今度は同じ苦しみを抱える母親を支える相談員として現場に立つという、温かい支援の連鎖が生まれています。
皆川さんが活動を通じて伝え続けているのは、育児に追われ、ひとつの道しかないと思い込んでいる母親たちの心を解きほぐすメッセージです。

皆川さん:
「固執した育児の仕方から、ちょっと頭を柔らかくして、やり方や道の選択肢を増やすことができれば、母親自身の生き方もすごく楽になると思います」
完璧な親である必要はなく、ひとつの正解に縛られる必要もありません。「ママのゆりかご」は孤立した母親たちに寄り添い、共に新しい選択肢を探し続けることで、虐待という悲劇の連鎖を水際で止め続けています。
【あわせて読む】
幼少期に実母が浮気相手と目の前で性行為 「ずっと見ていて自分にも…」あらゆる虐待を受けた女性が明かす“記憶”と“変化” 再会した母親からまさかの言葉














