何重もの扉の向こうに調理場 包丁も砂糖も鍵付きで管理

護身用のホイッスルといくつもの鍵を身に着け、何重もの扉を抜けたその先に…

(黒栁管理栄養士)
「この先に炊場があります。炊事工場、ごはんを作る所です」

刑務所の台所・炊事工場は「炊場」と呼ばれます。受刑者の食事は、全てここで受刑者自身が作っています。

黒栁さんの仕事は、メニューを考え受刑者による調理を指導すること。受刑者のほとんどが、料理のために包丁を握ったことはありません。

(黒栁管理栄養士)「慣れてきた?」
(受刑者)「はい、自分で処理しました」

(黒栁管理栄養士)
「ここでは金属手袋使っているから切れないけど、普通こういう(にんじんを立てて半分に切る)切り方したら危ないから気を付けて」

包丁などの刃物類はもちろん、つまみ食いを防ぐために砂糖などの調味料まで鍵付きの部屋で管理しています。