国内の農家「畑に病害虫が入ってきたら打つ手がない」

井上貴博キャスター:
政府としては、アメリカ側との政治的なカードということもあるでしょうし、病害虫も大丈夫だという説明もしていますが、国内のジャガイモ農家からはこのような声があがっています。

はちわれファームの安田智洋代表は「うちのような農薬を使わない農家からしたら、畑に病害虫が入ってきたら打つ手がない。付着した土など家庭菜園から病害虫が広がる可能性もある」と話しています。

日本では使用していない農薬を使っているアメリカから輸入されてくると、大打撃を受けるということです。

出水麻衣キャスター:
2018年ごろにアメリカから打診があり検討が始まったとのことですが、なぜこのタイミングなのかという疑問は晴れません。

井上キャスター:
専門家にも話を聞きました。

北海道大学の小林国之准教授(農業経済学が専門)は、輸入解禁の動きを変更するのは難しいのではないかとしたうえで、「たとえ国内の消費者のニーズがあったとしても、病害虫などで日本の農業が脅かされるリスクは高い。ジャガイモの国内需要は減少傾向で、消費者の関心が薄れているのではないか」と危惧していました。