住宅街への侵入と市・警察の緊迫した現場対応

成田颯記者(20日 札幌市西区西野)
「道道の脇、住宅街を流れる水路の近くに6頭のシカが現れました」
20日、住宅街に出没したエゾシカの群れ。6頭すべてオスです。

比較的若い個体とみられ、ツノは、春に生え変わった柔らかい「袋角」から、硬く鋭いツノに変化する途中です。
現場は、地下鉄宮の沢駅から南に約800メートルの住宅街。近くには小学校や中学校、病院、観光名所の「白い恋人パーク」もあります。
手稲山の方向から川を伝って、下りてきたとみられます。

札幌市環境共生担当課 朝倉卓也係長
「シカを行かせたい場所は、そこを上っていくか、次の隣の場所。まっすぐ行くと小学校に行ってしまうので、向こうに職員1人が入って、シカにこの斜面を上らせる」

現場の先には、幹線道路で交通量が多い「旧5号線」や公共施設があり、これ以上の進入を止めなくてはなりません。
警察に出動を要請し、一時的に交通を規制。市の職員が、群れを手稲山の方向に追いやる作戦です。

成田颯記者
「あー行っちゃったー!」
シカたちは一斉に駆け出し、山につながる森に去っていきました。
担当職員
「もう神社を過ぎている。ありがとうございました」

札幌市環境共生担当課 朝倉卓也係長
「これがさらに市街地の真ん中で、生息する緑地がない場合は、夕方過ぎて夜の交通量が少なくなったときに、自分でシカ自身で移動して、もと居た場所に戻ってもらうしかない」














