熊本地震の発生からまもなく4週間です。熊本県内では復旧が進む現場がある一方で、水の確保が大きな問題となっています。

九州自動車道の八代インターチェンジ近くにある川田橋は、先月28日の地震の影響で、橋のつなぎ目の損傷や桁の「ずれ」が確認されています。

松田泰治 九州大学名誉教授
「これまで経験したことのないような被害でしたが、一定の耐震性能を発揮して橋脚の傾斜や倒壊は起きていない」

九州道は今月14日に全線で通行を再開しましたが、橋の周辺の上り線は通れず、下り線を使っての対面通行となっています。

一方で、県内の一部の地域では、いまも断水が続いていることから、入浴支援が行われています。

大分県別府市による移動型温泉施設は、当初、今月20日に撤収する予定でしたが、八代市から要請があり、支援の1週間延長を決めたということです。

入浴支援の利用者
「ありがたいですね。年取ったら、温泉が一番のごちそうですよ」

地震の発生からまもなく4週間、水の確保は深刻な問題となっています。

自宅が断水
「うちのアパートが地下水みたいで、ポンプは動いていても配管とか地下水が出ない影響で使えなくなっている。トイレもできないし、お風呂も入れない」

八代市では、井戸水を利用する世帯が多いものの、市は実態を把握できておらず、現在、行政の対策チームが被害状況の調査や復旧作業を進めています。