警察官もSNSで晒される時代…「逮捕という権力を振りかざすな!」

いまや職務質問すらSNSで晒される時代。
警察官個人の立ち居振る舞いは、昔より重要性が増している。

違反運転者の対応シミュレーションで運転者役を担当するのは、爽やかな笑顔が印象的な中田凌輔教官。

中田教官
「自分の経験と知識を交えつつ、少し揉めるタイプの違反者になろうかなと」

【訓練開始】

学生
「学校署の松本です。先程の交差点止まっていなかった」

中田教官(違反者役)
「止まったよ」

自前のサングラスで、見た目の威圧感も再現すると…言葉巧みに学生たちの揚げ足を取り、“役”として追い込む。

学生
「免許証を出して頂く義務がある」

中田教官(違反者役)
「何の義務がある?なんぼ払ったらええの?」

学生
「7000円」

中田教官(違反者役)
「誰に入るん?そのお金」

学生
「……」

中田教官(違反者役)
「え?そんなんも知らず俺に7000円たかってたん?7000円あったら飲みに行くで!」

免許提示を拒否する“違反者”に苦戦していると、学生は…

学生
「(免許を)提示していないので1時7分に現行犯逮捕します」

学生
「これ以上(免許を)出さないなら逮捕します」

中田教官(違反者役)
「免許証見せませんでしたで逮捕なんかある?『警察24時』で見たことない、そんなん!それが兵庫県警のやり方なんですか?」

ここで訓練は終了。

教官
「逮捕権が(脅し文句の)手段になっている。それは絶対ダメ。なんでもかんでも逮捕したらアカン。上手いことしっかり誘導して免許を出させるようにする」

「逮捕という権力を振りかざすな」と指導にも熱が入る教官。
こうした試練を与え、少しずつ警察官の階段を上らせていく。