壊されたメガネ、投げつけられた野菜…エスカレートする人権侵害

ほかの3人のミャンマー人女性はいずれも7月上旬にM社で働き始めた。そのうちのひとりBさん(20)は私たちにメガネを見せた。

左側のテンプル(こめかみ部分)が大きく曲がっている。とても使用することはできない状態だ。

7月中旬のことだった。

「私が『ちょっと具合悪い』と言ったら、お父さんが私が被っていた帽子を手で払い、そのはずみにメガネが取れて、折れちゃいました」

ミャンマーから持ってきた気に入っていたメガネだった。

そしてBさんも何度も怒鳴られ、作業がうまくできないと収穫した野菜を投げつけられたという。さらにAさんと同様、父親に尻を何度もたたかれたと話す。

壊れたBさんのメガネ(8月5日)