一大農業地帯・北海道京極町で不可欠な「特定技能」の外国人労働者
日本百名山にも数えられる羊蹄山。その山麓はミネラル豊富な伏流水と激しい寒暖差、肥沃な土に恵まれ、特にジャガイモやユリ根、ニンジンなど北海道を代表する一大農業地帯だ。
豊富な栄養価から「野菜の王様」として2026年度から農林水産省の「指定野菜」に追加されたブロッコリー。北海道京極町のブロッコリーは濃い緑色で、花のつぼみが隙間なくぎっしりと締まっているのが特徴だ。
収穫のピークを迎える夏、畑では特定技能として働くミャンマー人たちがブロッコリーをハサミで手際よく切り取っている。外国人労働者は観光産業や高齢者施設だけでなく、農業でも欠かせない存在だ。
北海道京極町にある農業法人M社は、ミャンマー人を中心に特定技能の外国人を多く雇用している。
現場を仕切っているのは、町議会議員も務める60代の父親、40代の長男と次男の3人だ。父親は、長男を「社長」、次男を「専務」と呼ばせていた。だがミャンマー人たちは父親も長男も「社長」と呼んでいた。














