9月に32年ぶりに日本で開催されるアジア大会愛知・名古屋の開会式を1か月後に控えた19日、代表選手らが参加するメディアサミットが行われ、陸上400mハードルでU18世界最高記録を持つ高校2年生、17歳の後藤大樹(洛南高校)が「日本記録更新、47秒台ってところを目標」と再び偉業達成へ意欲を見せた。

後藤は、今年6月の日本選手権(愛知・パロマ瑞穂スタジアム)の決勝で48秒09をマークし、U18の世界最高記録を更新、さらに為末大が持つ高校記録を30年ぶりに破り一躍話題となった“スーパー高校生”。後藤にとってアジア大会は日本代表として出場するシニアの国際大会デビューの場となる。「もう自分が夢に見た、テレビで見たシニアの日の丸を背負って走れるので、日の丸を気負うことなく、本当に日の丸をつけていることを楽しめるようなレースにしたいなと思ってます」と述べた。

目指すものは「来年の世界陸上に繋がるので、日本記録更新、47秒台ってところを目標にしてます」と力強く意気込んだ後藤。この記録は来年北京で行われる世界陸上の男子400mHの参加標準記録(48秒00)を上回る記録となる。またアジア大会は記録有効期間内(26年8月23日~27年8月22日)に入るため、ここで目標の47秒台を出せば世界陸上出場へ大きく前進する。

後藤は「アジア大会では、自分がいいイメージで日本選手権で走れた名古屋(パロマ瑞穂スタジアム)で走れるので、そのいいイメージを持ったまま、高校生らしい勢いのあるレースをしたいなと思ってます。友達が学校休んでまで(大会を見に)来てくれることになっているので、自分のストロングポイントがぶれないメンタルだったり、いつでも楽しめるメンタルなので、そういった走りを見せていけたらいいなと思っています」と語った。

また、大舞台に挑む後藤はこの日参加した『結団式』について「陸上をやっていなかったら知らないだろうなってところ、本当にこんないいホテルになかなか来れることない」と初々しさをのぞかせ「卓球の張本選手がいたので、『あ、本物だ』みたいな(笑)会えるんだ!っていう楽しみな気持ちになりました」と各競技の代表選手が集う場を楽しんだ。