「この身体を犠牲にしたの」貧しく、働きづめの結婚生活

当時、中国東北部では、結婚できない貧しい男性が食料などと引き換えに、困窮する日本人女性を妻にすることがよくあったのです。

佐藤千代さん
「私が死ぬ思いをして嫁に行かなかったら、一家を誰が養うの。(兄たちに)食べさせてやるために、この身体を犠牲にしたの」

子どもはできましたが、貧しく、働きづめの結婚生活でした。

佐藤千代さん
「(家には)なんにもない、あの時なんにもないの。(食べ物を)どこかから借りて、どこかから盗んで、そういうふうに暮らして」