46年帰国できなかった「中国残留婦人」 97歳女性の証言

NO WARプロジェクト「つなぐ、つながる」です。終戦後、中国東北部・旧満州から46年もの間、帰国することができなかった日本人がいます。「中国残留婦人」と呼ばれた女性の証言です。

長野県にある満蒙開拓平和記念館。パネルに「残留婦人」とあります。日本の傀儡国家「満州国」が敗戦で解体され、中国に取り残された日本人女性のことです。

終戦時16歳だった佐藤千代さん(97)も「中国残留婦人」の一人。満州に取り残され、ソ連軍から逃げるうちに母と祖父を亡くします。

食べる物もなく飢えに苦しむ中で、ある中国人男性が千代さんの兄に、こう持ちかけてきました。

「トウモロコシ20キロと千代さんを取り替えてくれ」