SNSと選挙について考える特集の後編です。SNSで拡散されるデマや誹謗中傷の背景には何があるのか。また、これまで公平性を重視するあまり、選挙期間中の選挙報道が消極的になるという事態に陥ってきたマスメディア。こうしたデマにどう対処していけばいいのか。SNS時代における選挙報道について考えます。
「支那詣で」「売国の舞」飛び交う誹謗中傷
今、SNSで拡散されている、ある投稿があります。中国北京でカチャーシーを踊る玉城知事。元となる動画の投稿は2023年ですがことし7月の新たな投稿が1万3000回以上拡散されています。

「支那詣で」「売国の舞」─。
コメント欄は玉城知事や沖縄への激しい誹謗中傷であふれています。
玉城知事:
「カチャーシーを愚弄するというのは私は県民として、ウチナーンチュとして絶対許せない。あれは県出身の学生たちを激励する場で、お酒のない、昼間の食事会で皆を励まそうと思って踊ったカチャーシーですから。それを愚弄するいわれは毛筋ほどもないです」
SNSで誤情報やデマが拡散される背景について、言論やメディア法に詳しい山田教授はこう解説します。
専修大学 山田健太教授:
「まさに “嘘であるほど真実化する” という状況が生まれている。もう少し詳しく言うと、嘘であればあるほど人気が出てよく拡散もされ、拡散されるとそれがマジョリティになり、マジョリティになるとそれが真実化するという流れが、この2、3年非常に顕著になってきている」














