なぜ今?プーチン氏が北方領土を訪問した“2つの狙い”
高柳キャスター:
そもそもプーチン大統領はなぜ、このタイミングで訪問したのでしょうか。
防衛研究所の兵頭慎治研究幹事によると、2つの狙いがあるといいます。

▼9月のロシア下院選挙
「領土問題を妥協しない」とロシア国内に向け“強いリーダー”を主張
▼ウクライナ侵攻の長期化
ロシアに対し、経済制裁を科している日本への揺さぶり
日本としては、より強く抗議できないものなのでしょうか。

TBS報道局政治部 大崎記者:
外交における抗議としては様々な手段があります。「文書による抗議」と「外務省への大使呼び出し」は13日のうちに行われました。
新しい動きとして、ロシアが日本に抗議するため、ラブロフ外相が現地の武藤大使をロシア外務省に呼び出しました。JNNの取材クルーも、武藤大使が外務省に入っていくのを確認しており、日本に対して抗議の意を伝えたと思われます。
さらに強い抗議の意思を示すために、「自国の大使を一時帰国させる」という手段もあります。
ただし、外務省内には「これをやると対話のチャンネルが失われてしまう」と否定的な意見もあります。
「国交断絶」や「大使館の閉鎖」といった手段はかなり強烈で、アメリカが過去にロシアの総領事館を閉鎖したり、イランと国交断絶したりしたことはありますが、日本がこれを行ったことはありません。
岸谷蘭丸さん:
大使館の閉鎖は今までやったことはあるのでしょうか。
TBS報道局政治部 大崎記者:
アフリカなどで治安状況が悪化し、安全上の理由から閉鎖をしたということはありますが、抗議としての閉鎖は私のほうでは確認できませんでした。














