プーチン氏の揺さぶりに日本はどう抗議?求められる外交のバランス

高柳キャスター:
では、日本としてはどう抗議していくのでしょうか。

TBS報道局政治部 大崎記者:
プーチン大統領は「北方領土はロシア領だ」と一貫して主張していて、非常に難しいのが現状です。

その中でも日本政府はこれまでの立場を変えず、対話のチャンネルを作りながら、粘り強く国際社会に発信し続けていくしかないという、非常にバランスの難しい外交が求められています。

井上貴博キャスター:
日本としては変わらず正当性を世界に訴えていくことしかないと思います。

厄介だと思うのは、アメリカのトランプ大統領も力による現状変更を容認するような姿勢を見せているため、ロシアだけだめで、アメリカはなぜ良いのかというロジックも働きかねない点です。

また、中国は今回、明確にロシアに肩入れするような発信をしているので、外堀が埋められつつあり、日本の足元は完全に見透かされているような感じがします。

高市政権は強気の外交を行ってきましたが、できることが少ないと思います。

岸谷蘭丸さん:
強気に出るといっても、状況は徐々に悪くなっているような印象です。

国際法が機能しないということが世界中のみんなにわかってしまっていると思うので、国際的なプレゼンスを経済面で上げていくということくらいしか思いつかないような気もします。

日本は資源がない国ですし、自国を経済的にも技術的にも発展させていくことが結果として、他国や国際社会でのプレゼンスのアピールになると感じています。

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<プロフィール>

大崎雅基
TBS報道局 政治部 外務省キャップ
プーチン大統領の電撃訪問で昼食を食べ逃す

岸谷蘭丸さん
教育事業家
ボッコーニ大学在学中
海外大受験や英語試験対策の会社を経営