車が水没して亡くなってしまうケースが相次いでいますが、なぜ車は冠水した道路に入り込み閉じ込められてしまうのか、現場を取材しました。 

千葉豪雨残る爪痕 死者は9人に

千葉県を襲った豪雨の爪痕は、8月15日も残されたままだ。

記者
「川にかかる橋が2箇所陥没していて、穴の中には車が落ちています」

新たに1人の死亡が確認され、この豪雨による死者は9人となった。

千葉市若葉区では1人が行方不明になっていて、8月15日も捜索が行われた。

83歳の妻
「玄関のここらへんまで水が入ってしまって、全部浮いてしまった」

この住宅では、80代の夫婦が2人だけで部屋の泥かきを強いられていた。

86歳の夫
「泥をとって掃除しないと畳はみんなだめですから、大変なんですよ。歳をとっているから」
「80歳を超えて2人で畳を上げるのは重労働です」

大網白里市では、豪雨によって使えなくなった家財などが運び込まれていた。

被災した人
「初めての経験なので先が全く見えないが、協力していただいているので前向きに頑張りたい」

大きな問題になりつつあるのが放置された車だ。千葉県内の道路には、1200台以上とみられる車両が放置されたままだ。

事故も起きている。8月15日午前3時40分ごろ、千葉市稲毛区で路上に放置されていた車に乗用車が突っ込んだ。

今回の豪雨は、千葉県内の各所で想定を超えるものとなった。

千葉市では、8月14日午前10時までの24時間の雨量が観測史上最大の367ミリに。平年の8月1か月に降る雨量の3倍以上となった。