『今更そんなこと言われたって』違っていた父の “死地”
弦巻さんは戦後長い間、父親がどこでどのようにして亡くなったのか、正確な状況を知らずに生きてきました。

【弦巻 直秀さん】
「これ除籍謄本なんですけど、ここには『中部太平洋』と書いてあるんですね」
仁一郎さんの除籍謄本には、赤道近くの『中部太平洋で戦死』と記されています。
ところが、仁一郎さんの本籍地・五泉市役所から一通の通知が届いたのは、終戦から30年ほど経った頃のことでした。

【弦巻 直秀さん】
「今まで軍事上の秘密で言われなかったけれども、実は『天草西方10kmで戦死』という通知を見て、おふくろが泣いていたのをよく覚えていますけれども」
「『今更そんなことを言われたって』と言って泣いてましたけどね」















