愛媛県砥部町の特産、「七折小梅」の不作が続いていることを受け、生産者でつくる組合は、樹齢30年以上のウメの木を植え替える取り組みを始めました。
20日は取り組みの第一弾として、砥部町・七折地区の観光農園で佐川町長や地元の生産者らが参加して、ウメの木の苗16本を植える作業が行われました。
こちらには、去年まで樹齢30年以上のウメが植えられていましたが、5年ほど前から枯れる木が目立っていました。
地区の特産「七折小梅」は、このところ不作が続いていて、樹齢が長くなっていることや温暖化などが影響していると見られています。
そのため、ななおれ梅組合では、気温の変化の影響を受けにくい系統への植え替えを進めることになりました。
(ななおれ梅組合竹内勝代表理事)
「木も老齢化しているし、栽培している農家も高齢化している木の方が順次改植して若返らせているけど、人の方だけは若返らすわけにはいかないので、若い後継者については今まで以上に頑張ってもらって、立派な梅を作ってこのブランドを守ってもらいたい」
こちらの観光農園は来月25日からの「七折梅まつり」にあわせ一般開放され、「七折小梅」をはじめおよそ30種類の梅を楽しむことができるということです。
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