興居島に滞在する観光客などを増やそうと愛媛県松山市の会社が手がけた民泊施設が来月オープンします。古民家をリノベーションしたという施設を取材しました。

古民家の空き家をリフォームしたというこちらの民泊施設、青を基調としたデザイン、そして大きな窓が特徴的です。

興居島を訪れる観光客をこれまでの「日帰り型」から「滞在型」に変え島の活性化を図ろうと松山市に本社を置く「大一合板商事」が手がけました。

こちらの宿は古民家の骨組みを活かしたつくりが特徴となっていて、ゆったりとくつろげるスペースも設けられています。

(記者)
「室内にはリラックスできる空間や卓球台などがあり家族や友人と一緒に遊びながら楽しむことができそうです。」

一方、仕事をしながら休暇も楽しめる「ワーケーション」向けというこちらの施設は、宿泊はできないものの、会議室やキッチンを備えています。

利用料は1日1000円。
フェリーを待つ間の利用なども見込んでいるそうです。

この会社では利用者に長く滞在してもらうことで島の魅力を知ってもらい、ゆくゆくは移住者の増加に期待を寄せています。

(大一合板商事大久保仁志社長)
「日本で一番移住者が多い離島っていう形になれば今までやってきた成果がでたなっていう風に考えています」

この3つの施設は来月1日にオープンする予定です。