「池上さんの気持ちが分かる」現役ハンター弁護士との師弟愛
孤独な闘いを続ける池上さんを支えたのは、代理人を務める中村憲昭弁護士でした。中村弁護士自身も狩猟免許を持つ現役ハンターです。
2017年、銃を購入するために訪れた銃砲店で出会ったのが池上さんでした。「狩猟の始め方も分からない状態の私に、池上さんがそこにいた」と中村弁護士は振り返ります。以来、ふたりは師弟のような絆を結んできました。
だからこそ、中村弁護士は池上さんがどれほどの配慮を持って引き金を引いたのかを熟知していました。
現場の地形を無視し、平面図だけで「危険」を主張する道公安委員会に対し、中村弁護士はハンターの知見をフルに活用して反論。高裁での逆転敗訴には「現場に混乱を与えてしまった」と痛心しながらも、闘いの舞台を最高裁へと移しました。














