銃を奪われても止まないパトロール「警察が撃てなくした」
「できることはたくさんある。クマの動向を知るためにシカの分布を知る」

朝早くから砂川市内や隣接する上砂川町を見回り続ける池上さん。砂川市内でのクマ目撃件数は年々増加し、2025年には過去最多の222件に達しました。住宅街近くの親子グマ、デントコーン畑の食害痕——池上さんは銃を持たぬまま、ほぼすべての現場へ駆けつけました。
市内で許可された「箱わな」を使い、2025年には15頭のクマを捕獲。しかし、殺処分には別のハンターへ銃撃を依頼せざるを得ません。
さらに、跳弾の危険性を認めた札幌高裁判決の影響で、かつて駆除を行った現場でも発砲を恐れたハンターたちが箱わなすら設置できず、調査のみで終わるケースが相次ぎました。

「箱わなもかけられなくなった。跳弾すると言われてしまったら撃てない。撃てなくしたのは誰かということ。警察だよ、公安委員会だよ」














