「平和は祈るものじゃない、守るものなんだよ」

被爆当時、6歳だった本村チヨ子さんの背中を押したのは、孫のこの言葉でした。

2026年8月9日、長崎の平和祈念式典で、被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げた本村チヨ子さん(87)。

その姿を、式典会場の参列者席からそっと見守る女性がいました。太平洋戦争開戦のきっかけとなった真珠湾攻撃の生存者、ドリンダ・マカナオラニ・ニコルソンさん(90)です。

長崎とハワイ、約7,100キロの距離を隔てる2人をつないだのは、「平和を願う思い」でした。