県職員が私費でパーティー出席・政党機関紙を購入 なぜ“悪しき慣例”が?

南波キャスター:
長年続けられた慣例の見直しが始まっています。福岡県議会は、“悪しき慣例”を見直すため、議会改革プロジェクトチームを立ち上げました。

【福岡県議会 悪しき慣例】
・議員が入室する際は起立して挨拶。議員が着座するまで座らない
・議長・副議長の就任パーティーに幹部職員が自腹を切って出席
・視察時の見送り・出迎え(駅や空港など)
・議員へ新年の挨拶回り
・初盆を迎える議員の自宅など訪問
・政党機関紙を幹部職員が私費で購入
・議員連盟の活動で会場設営や昼食の手配・配膳を行う

日比麻音子キャスター:
このような慣例を見ると、いかに風通しが悪かったかというのが分かりますね。

国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
福岡県に限らないかもしれませんが、地方の議会・政治家の間でこのようなことが慣例になっていて、それをみんなが認めていたということですよね。

特に悪質なのは、県職員が私費でパーティーに出たり、政党機関紙を購入したりしていたことだと思います。

一般社会でもなくはないですよね。政治献金を会社幹部が自分のポケットマネーで出してやっていることも、実は一般企業にもあることだったりします。

このようなことは日本の政治全体の悪しき慣例で、それが凝縮して現れたのが福岡県議会だったということです。こういった“悪しき慣例”に対して、みんなが「おかしい」と言わなければいけないと思います。