爆発の予見性は

永野弁護士は「爆発を予見できたかどうか」ではなく「何らかの危険性がある場所に敢えて従業員を向かわせた行為」が問題だと解説します。

企業防災に詳しい 永野海弁護士:
「余震で倒壊するなど他の理由でも人命が危険にさらされる場面だったと考えられる。具体的に爆発の予見ということではなく、何らかの危険が発生する可能性があるときに、従業員の命を危険にしてはいけない」

東日本大震災などをきっかけに、企業が「BCP=事業継続計画」を策定する動きが広がっています。災害などが起きた際、経営を続けていくため、予め作っておく計画のことです。永野弁護士は、注意点として従業員の命を守るマニュアルとBCPは、分けて考えてほしいと呼びかけています。

企業防災に詳しい 永野海弁護士:
「BCPはそもそも企業を守るためのもの。その手段として従業員の命が位置づけられてしまう。BCPの中で人の命や避難を語ると、どうしても人命最優先になりにくい」