遺族が訴える強い処罰感情

花束などが置かれた公園(北海道江別市・2024年11月)

当時17歳の少年の論告公判となった7月23日、長谷さんの姉は意見陳述で「事件の日を境に人生が変わりました。反省、謝罪の言葉を並べられても弟は帰ってくることはありません。全てあなたたちが奪った。年齢の理由だけで、弟の命が軽く扱われることがあってはならない」と、少年に対する強い憤りを述べました。

少年(当時17)は「この件について僕はとんでもないこと、取り返しのつかないことをしたと思っています。許せないことだと自分でも思っています。なので今後自分はこのようなこと、したことを一生反省し続けていこうと思っています」と述べました。

一方、審理の最終日となる8月3日、主犯格とされる男の論告公判で、長谷さんの父親が強い処罰感情を露わにしました。

長谷さんの父親は、代理人を通じ「犯人たちには無期か死刑しかないと思っています。そうでなくては息子は報われません。主犯格とされる男の責任はあまりにも重い」と述べました。

母親も「息子の無念を晴らすために極刑を望みます」と強い処罰感情を訴えました。

長谷さんの姉は法廷で直接、「弟はケンカをしに行ったのではありません。誠意が感じられず、生涯をかけても償うことはできないと思います。極刑を求めます」と涙ながらに語りました。

主犯格とされる男は、「身勝手な行動で大切な息子さん、弟にもう会うことができなくなったし、この先も精神的に一生苦しい思いをさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした」と遺族に向かって頭を下げました。

犯行を主体的に行ったとされる2人の判決は、札幌地方裁判所で、2026年8月7日午後に言い渡されます。