■「落ち着きがないんじゃなくて、この椅子に長く腰かけていられない」

子どもたちが毎日使う、幼稚園の机や椅子。体にフィットするよう緻密な計算で作られています。

全国の園で愛用されている木の保育家具は島田市から誕生しました。

家具メーカーの「ナガサワ」です。代表の長澤壽雄さん(78)は子どもの家具を作り続けて半世紀。

大手家具メーカーに勤務した後、1988年に島田市で独立しました。当時、長澤代表は日本の保育家具は変わるべきだという志を持っていました。

<ナガサワ 長澤壽雄代表>
「子どもがもう椅子にかけて足が床についてないっていうぶらぶらの状態だとかね。(保育士が)この子たち、落ち着きがないんですよねって言われるんです。いや、落ち着きがないんじゃなくて、この椅子に長く腰かけていられないんですよって」