被災地では日常を取り戻す動きもありますが、地震から1週間が経ち、ボランティアの受け入れも本格化しています。いま被災した人は、ボランティアにどんな助けを求めているのでしょうか。

ようやく被災地でボランティアによる支援が始まりました。きょう、熊本県宇城市のボランティアセンターに集まったのは50人。事前にはこんな注意も…

「本日も39℃になると予想されています。確実に暑い中での活動になりますので、こまめな休憩をお願いします」

危険な暑さの中での作業になります。

熊本県内から参加(50代)
「(Q.暑さ対策は)一応、冷風機から色々全部持ってきています。(被災した人が)早くちょっと笑顔になれれば、その手助けができればいいなと思って来た」
大阪から参加
「(私は)阪神・淡路大震災を経験しているので、だから余計にね。少しでも手伝いが出来れば」

こちらは震度6強を観測した美里町の住宅。

「背をこっちに向けて、反対向けて」

ボランティアが大きなソファーやタンスを運び出していました。要請したのは、ここに一人で暮らす90代の女性。

住人(90代)
「大きい荷物を片づけてもらったから。本当、ボランティアさんのおかげで、なんとかできてます」

ボランティアに参加していたのは10年前の被災者でした。

熊本市から参加(22)
「10年前に熊本地震を経験して、いろんな人に支えてきてもらったので、自分も支える側になれたらいいかなという思いで来た。(10年前の)当時は4月だったんで涼しくてよかったんですけど、今回暑いんで、やっぱりエアコンとかないときついなという感じです」

ボランティアの受け入れが始まった被災地。いま住民たちは、どのような助けを必要としているのでしょうか。

震度7の揺れに見舞われた宇城市。

ボランティアを依頼(70代)
「もうボランティアさんに頼まないと、私たちじゃどうにもならない」

Nスタが話を聞いたこちらの夫婦は、きょう、ボランティアをお願いしたそうです。

ボランティアを依頼(70代)
「(Q.助けの手が必要な部分は?)これです。これだけはちょっとですね」

隣の家との間にある大きなブロック塀が「倒壊」。

ボランティアを依頼(70代)
「隣にはご迷惑をかけてですね、申し訳ないなと思いながら。こればかりはどうしようもない」

まだボランティアが来るかどうか決まっていないそうですが、被災地では復旧に向け、多くの人手が必要とされています。