支持率回復なるか カギは「内閣改造・党人事」?

高柳光希キャスター:
消費減税を訴えている中で、内閣支持率は下降気味ではありますが、総理としては支持率をどのように回復していこうと狙っているのでしょうか。

TBS報道局政治部 橋口由侍 官邸キャップ:
消費税の議論を進めていくと同時に、「内閣改造」に着手すると思われます。

そのポイントは2つ。「時期」「顔ぶれ」です。

時期について、複数の政府与党関係者の取材によると、8月後半から9月上旬ではないかとみられています。

8月上旬は熊本の震災対応真っ只中ですし、8月6日と9日は広島と長崎で原爆の日の式典があり、15日は終戦の式典など、総理出席の大きな行事がたくさんあります。

さらにお盆もあるため、8月下旬から9月の上旬ではないかと。

また、9月の下旬には、例年、日本の総理大臣は国連総会に出席するため、その合間ぐらいだろうという見方が広がっています。

人事について▼「消費税」や「円安」の対策を担う財務大臣、▼党運営の要である幹事長、▼総裁選のライバルの処遇について、先の総裁選直後はライバルの取り込みを図りましたが、引き続き主要ポストで起用するか交代させるか。

さらに、維新の入閣について、高市総理は「次は吉村代表も入閣する」と話しています。維新の誰をどのポストに入閣させるのか、このあたりも注目ポイントになると思います。

東京大学 准教授 斎藤幸平さん:
支持率が下がってきている中で消費減税を目玉にしたいと考えていると思います。

ただ、短期的な話で、2年後に再び消費税を上げることができるのか。2年後、高市総理が辞任していれば、それを担うのは次の総理です。

そういったことを考えて、私たちは先の選挙がよかったのかどうか、改めて考えなければいけないと思います。

========
<プロフィール>
橋口由侍
TBS報道局政治部 官邸キャップ
自民党・外務省・防衛省などを取材

斎藤幸平さん
東京大学 准教授専門は経済思想・社会思想
著書『人新世の「資本論」』50万部超のベストセラー