伊勢湾台風で倒壊した記憶
多いときには300本以上のレンガ煙突があったという常滑市。しかし窯元が年々減り続け、煙突も今では60本程度に。そのほとんどが実際には使われていない「遊休煙突」と呼ばれるものです。
地元の人も、地震などの災害による煙突の倒壊を危惧しています。市内で40年近く陶芸作家として活動する水上勝夫さん。
(陶芸作家 水上勝夫さん)
Q.これは今も現役の煙突ですか?
「はい。高さ3メートルぐらい」

水上さんが使う煙突は、周囲を鉄などで補強した土管製。しかし、市内の煙突は、補強が十分なものばかりではないと言います。
(水上さん)
「レンガも焚いているときは強い。中が焼けると固くなる。焚かなくなったとたんんに雨風による風化が始まる」
煙突の倒壊を心配する理由は“あの災害”の経験からです。
(水上さん)
「伊勢湾台風、僕が4歳の時でしたけれども、同級生の父親が窯場を見に行って、風で倒れたレンガの下敷きになった」















